待合室の音源

《ひとつめのうつわ》2021年

mamoru

この待合室に集う人達のちょっとした会話や息使い、窓の向こうから感じられる音、あるいは椅子に腰かけてふと頭に浮かべる様々な考えや思い。この場所には実に様々な「音」があって、それらは常に出入りしたり変化したりしている。そういう「音」を受け入れつつ、寄り添いながら、伸びやかな時間、リラックスできる温度感や色合いを作り出すような音を作ろうと考えました。完成した音楽というのは、それ自体には隙間があまりないもので、時間の中に注がれて、再生され、その場を覆っていくようなものが多いと思いますが、この場にわたしが相応しいとおもったのはむしろ「うつわ」のようなもので、その時々にたまたま集まった「音」が活かされて、時々の音の風景が描かれていく。集まった皆さんにはゆったりと過ごして貰えれば良いなと願っています。
http://www.afewnotes.com

真空管アンプと
オリジナルスピーカー

小松音響研究所

真空管アンプを使うことで通常は切り落とされ、適当に整形されてしまう音の隠れた要素が豊かに引き出され、単に聞くだけではない感じる音が再生されます。今回採用したスピーカーは見た目の大きさに比例しない広がりのある音を奏でていますが、実はスピーカーユニットを反転してあり、待合室全体がスピーカーボックスの役割を果たしています。是非、少しの間だけ音に耳を澄ましてまるでスピーカーの中にいるような響きを体験してみてください。
https://www.facebook.com/komatsuonkyo